役作り

2012年10月29日

「役」との距離  byあき

この前のみわさんの記事を読んでいて、「役」と自分との距離について考えてました(^^)

みわさんは、自分とはかけ離れた役になって、結構苦戦している様子です(苦笑)
自分と正反対だから理解したり、想像したりするのが難しいのかもしれないけど、私だったら、こういう悪役に配役されたら、ちょっと嬉しいかも
昔、私も悪役をさせてもらえたときがあったけど、意外にもその時は先生からのダメ出しも少なく、私自身演じていてものすっごく気持ち良かったのを覚えてる・・(笑)
あのときの感覚を思い出すと、悪役に限らず、普段の自分とは全く違う「人」を研究して、どんどんその「役」に近づいていく作業って、大変なんだけどすごく面白いなあって思う

前にみわさんと話してたときに、みわさんは自分に近いほうが演じやすい、って言ってたけど、私はどちらかというとその逆で、「自分に近い役」のほうが難しく感じちゃうことが多いかも。。。
自分と似た部分が多いだけに、キャスティングとしてはOKと思われやすく、一見うまく演じているように見えるかもしれないけど、「あ~、この動きは役の動きじゃなくって私でやってしまっていたな・・役になりきれてなかったな」って・・ダメ出し部分が分かっていても、修正するのに時間がかかってたことが多かったなあって
似ていても、やっぱり自分とは違って「別の人物」、「役」なわけだから、似ていて見えづらくなっている役と自分との距離を考えること、ちゃんとその役との距離を見つめながら役作りすることの難しさを、「自分に近い役」を演じた度に体感したように思います。
舞台は完全に配役されたその「役」になりきることに集中することが大事だから、役作りは本当に丁寧に取り組む必要があるなあって・・・

まだチラシを見せて貰ってないのだけど、みわさんは今回、お金に汚い女性を演じるらしく、普段ほのぼのモード全開の彼女がどんな風に演じるのか、とっても楽しみだったりします
お金に汚い女・・っていっても、いろいろ演じ方があるから面白そう。

今、lupisでは朗読がメインになってしまっているから、「ひとつの役」として役作りすることがないけど、機会があればそういった舞台要素の強い表現もやってみたいなって、役作りの話を聞きながら、ちょこっと思っちゃいました
実はもう「それ用」の台本はあったりするので・・・取り組める日を楽しみにしつつ。。。
今は公演間近のみわさんに精一杯のエールを送ってあげようっと


今日はハロウィンですね
いろいろ可愛いお菓子や美味しいスイーツを堪能されてる方もいらっしゃることと思います☆
私も今日は大好きなポテチを・・(〃▽〃)
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lupiswork2 at 22:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)mixiチェック
lupis -るぴす- とは
「演読」というlupis独自の
オリジナル表現・作品にて
舞台活動をしているグループ
です。

演読の他、朗読やちぎり絵、
切り絵、絵画等の芸術的な
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幅広い表現活動を手がけて
いこうと試みております。

作品の傾向としては、
「優しさ」「安らぎ」「和み」
と、心温まるものをテーマと
しており、演じ手とお客様と
の間で生み出される   
『優しい心・空間創り』
を理想として取り組んでおり
ます。

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