作家

2013年02月23日

読みたい本『RDG』  by優

いつの間にこんなに発行されてたの…。
本屋で目に止まったハードカバーの本を見て、驚きのあまり、しばらく固まってしまいましたよ。

シリーズ名『RDG―レッドデータガール―』
作者は、荻原規子さん。
わたしが大好きな作家さんです
どれくらい好きって、この方が発売された本は、すべてハードカバーで所持してるくらい。
いつも、文庫化が待ちきれないんです
高校生だった頃に『勾玉』シリーズに出会ったんですが、初めて「空色勾玉」を読んだときのドキドキ感は、今でも忘れられません。
特にシリーズ2作目の「白鳥異伝」の本の分厚さは半端なかったなぁ
確か寝不足になりながら夜中に読んで、フラフラ登校した記憶が…(当然睡眠は授業中Zzz…)
おっと、脱線しちゃった
もちろん、最新シリーズであるこの『RDG』も、ハードで“所持”はしてるんです、1巻~3巻まで…まだ1ページも目は通してないんですけどぉ;
そして目に止まった最新刊は〈6巻〉で、おまけに〈最終巻〉であるらしく、さらに、この春からアニメ化が決定し、さらにさらに(ここが大問題) すでに4巻までが文庫化されている、ということが紹介の帯に書かれていたんです~。。(泣)

「そんなに好きならさっさと読めば?」

という突っ込みをくださるみなさま方、おっしゃる通り…なんですが、子育てしていると、自分だけの時間ってこれがなかなか作れなくて
夜寝かしつけた後も、ほっ、とくつろいでたら「さみしいから早くきてよ―ぎゃー(訳)」的な泣き声とともに中断されることもしばしばあったりするんですね。
エッセイとか、短編集なら読みやすいんだけどなぁ。
いつでも読むのやめれるし、内容も手軽だし。
でも長編は、それも大好きな作家さんの作品なんて、どう考えても途中で読むのやめれるわけない(-_-;)
そしてわたしは、ものすごく入り込んでしまうタイプ…。
何度も何度も、同じページを行ったりきたり読み返しながら先を読み進めるんですよ。
素敵な表現に出会ってしまったら、もったいなくてなかなか先に進めないの…
だから、1冊で完結しないシリーズ物は、たっぷり時間とって、なんなら完結してからでもじっくり浸って読もっと♪
なーんて、いつもは悠長にかまえているのです。が…今回はそうも言ってられなくなりました。

だって、アニメ化なんかされたら、ぜったい毎週録画する
1話30分なら、こそっと見る時間とれちゃう、かな…。
でもでも、大事に読もうとがまんしてきたのに、本より先にアニメで観るってどうなの?可愛い絵だったけど、イメージ固定されちゃうだろうな~(>_<)
以前別のシリーズが文庫化された際にも、可愛らしい挿絵がついてきてたんです。
でも、挿絵はシンプルなほうが、いろんな想像をめぐらせながら読めるから好き。
登場人物の顔ひとつとっても、イメージの中でおぼろげに見え隠れしてる感じがこう、もどかしくもあり、楽しくもあったり。
なのでその挿絵を見てしまったときは、淡~く抱いていた人物たちのイメージとのギャップに、軽く衝撃を受けてしまいました。
そんなわけで、できれば映像は、それらの想像を楽しみ尽くした後から観たいなぁ、、と思うんですね。

どーするかなぁ、わたし(^_^;)
でもやっぱり、アニメは録画しておいて、どうにか観るのはがまんして、

じっくり、じーっくり、浸って本から読みたいなぁ…!

とりあえず、まだ入手できていない4巻~6巻を手に入れなくちゃ。文庫化されるとハードは手に入りにくくなっちゃうだろうし。今すぐには読めなくてもファンたるもの、買っておかなければ

あ! 最後に、念のため。
どうかみなさま、内容をご存じの方も、くれぐれも教えたりしないでくださいね?
絶対絶対、自力で読むつもりなんでっo(>_<)o


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2013年3月23日(土) 午後13時30分開演
lupis-るぴす- 第15回朗読公演in大阪のご案内
をさせていただいておりますので、ご都合がよろしいようでしたら、
lupisの世界を聴きに、また、lupisメンバーに会いにいらしていただけたら・・本当に嬉しく思いますので、ぜひともよろしくお願いします
お手数ですが、詳しくは2/5掲載の記事をご参照ください
http://lupis.doorblog.jp/archives/cat_851862.html
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2012年06月14日

それぞれの「十八番」を目指して・・・     byあき

現在、朗読芝居用の作品が約40本ほどあります。
そのうち公演済みのものが約20本ほど

どれも私なりに「伝えたいこと」を込めて書き上げた作品です。
基本的には、「この作品はこの役者に」、という風に決めているわけではなく、「この作品をこの役者ならどう世界を広げてくれるだろう?」、と、同じ作品・同じ解釈の基でもメンバーそれぞれの「表現」を楽しみたいと考えてます。
だから、「公演済み」となっているものも、前回とは違うメンバーでこれからまた演じさせていただくことが出てくるかと思います。
それが作家の視点とはまた違う、演出の視点からの楽しみだったりします
どんな風に「作品」と「演じ手」を融合させ、ひとつのものを創り上げていくか・・。

反面、「この作品はこの役者だけのもの」、「この演じ手ならではの作品」っていうのも、やっぱりメンバーにはいずれ持たせてあげたいなとも考えていたりします
いろいろ作品が選べるなかで、飽きもせず、文句も言わず(笑)、「私の作品だから」と、頑張ってついてきてくれているメンバーなので、世界にひとつの・・っていうと大げさだけど、けど、そんな風にその役者の十八番的なものとなる作品を書いてあげることができたらいいなあって、いつも考えてます
(「朗読」って形に縛られることなく、どちらかというと、自由な表現で作品を楽しめ、&、その役者の持ち味をうまく惹き出せてあげられるような、そんな作品を書けるように私も頑張るので、もうちょっと待っててね~

で。
あえて、今ある作品のなかでそれぞれの十八番的なものを挙げるとするなら・・

みきさん⇒「比翼のきもち」
優さん⇒「トランク旅行」
己和さん⇒「自転車飛行」

になるのかなあ。
私だけの考えというよりは、お客様からの感想もふまえて・・ね。
けど、私のなかではそれはまだまだ・・、もっともっと良い作品を演じさせてあげられたらなあ・・と。
そう、思うものの・・いや~、こんなこと書いちゃって、なんだか内心、自分にプレッシャーだわぁ~・・(笑)
まあ、それぞれの「十八番」目指して、私も役者もふぁいと☆、ですね

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2012年06月02日

第2作目「パラダイス」  byあき

「夢祭り」の次に書き上げたのが「パラダイス」という作品
「夢祭り」が今の自分があることへの感謝を思ったときに思いついた作品なら、「パラダイス」は自分にとって心地よく感じられる場所とは・・を思って書いた作品。

「夢祭り」は書き始めるまで、多少(頭の中で)いろいろイメージして世界を練っている時間があったけど、「パラダイス」は「夢祭り」でそういったイメージ構成している期間があったせいか、それとも書く勢いに乗れたせいか、すでにストーリーが浮かんできて、案外すんなりと書けた作品だ・・

少なくとも3作は書き上げてから公演を・・と思っていたので、この2作目は私の中でlupisの活動開始に、そしてlupisの作家として、大きく波をつけてくれた作品のように思う。
この「パライダイス」の波に続き、次に書きあがってきたのが、「十子」、「王さまになりたくて」というお話だが、それはまた次の機会にするとして。。。

ここでも一番注意していたのはやはり、耳で聞く音、耳だけで理解できる音・・である
それでいて、ストーリー性のあるもの。
聴いてくださっている方々が主人公の気持ち・立場になって聴けるような、そんなストーリー性のあるもの。
聴く側、創る側の人たちが、主人公とともにそれぞれ、胸の中があったかい気持ちになれるような、何かほんわりした気持ちになれるような・・そんな世界を届けられたらいいな、そう思って書いた作品である

その思いが作品にうまく反映されているといいなあと、本当に思う
やっぱり、当たり前のことだけど、聴いてくださるお客様には、なんかいいな、なんかいい時間を過ごせてよかったな、って、にっこりしてもらいたいから
作品世界を創る役者たちにも創っていて、演りがいあるな、って楽しんでもらいたいから

この、「パラダイス」という作品だけが、lupisの役者全員が演じたことのあるお話になるのだけど、演じる人によって同じ話でもまた雰囲気が違っていたのが面白いと思った
伝えようとしているものは同じ、でも伝え方の色がそれぞれあって、それぞれの世界観ができあがっていたように思う。
他の作品も、「パラダイス」のように役者ごとの色を見せていける機会を作っていけたらいいなあ。
もっと、どんどん公演をできるようになりたいな・・と、「パラダイス」を書いたときのことを振り返っていて思ったワタクシなのでした


↓ この写真は己和さんが「パラダイス」をイメージして写真を撮ってきたもののひとつ。
 こういう青空と優しい桜色に包まれた世界を彼女はイメージしているんだなあって思うと、なんか嬉しくなっちゃった
100404_1632~02


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2012年04月25日

メンバー回想  byあき

こんにちは、あきです。
 
lupisでは、主に作家、演出をやらせていただくことが多いのですが、機会あれば「読み手」としても皆様の前に立たせてもらうことができたらいいなあと思いつつ、活動作業にいそしんでいます
 
みきちゃん、己和さん、優ちゃん、と、うちにはまだ読み手が3人しかいないけど、いつも私の作品に真っ直ぐ向き合ってくれて、本当にありがたいなあって思ってます
 
lupisがスタートして約6年、思えば、3人ともスタート時から比べると成長したなあ。o O
 
スタート当初の演出中、私がよく口にしていた言葉がいくつかあって、そのひとつが、「私が、〇〇ちゃんなら出来るって思ってるんだから、だから出来るはずなんだよ」って言葉
 
難しそうな演出だと、「無理かも」とか、「出来ないかも」って言ってくるんだけど、でも、そういう時、私は、彼女たちがまだ隠れた才能を持っているって感じたから、そういう演出を考えたわけで・・だから、出来るはずだと思うよ、って答えてました(´∀`*)
けど、嘘はついてないよ、ほんとにまだ見えてないだけで、それぞれ何かしら光るものがあるって思ってたんだもん。。。
 
結果、その時の私の言葉を信じてくれた彼女たちに感謝、ですね。
今は「無理かも」とか「出来ないかも」なんて返事ではなく、「難しそうだけど頑張ってみるね」っていう嬉しい返事のほうが多くなってます(^▽^ゞ
 
とはいえ、まだまだ、まだまだ未熟者な私たち
だからこそ、もっともっと頑張らなきゃいけない事柄がいっぱい
私も、どうしたら作品とともに読み手自身の色を光らせてあげられるか、いっぱい努力しなくちゃ、努力したいなあって思ったのでした。。。
 
さて、一息タイム終了~
がんばるぞ


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lupis -るぴす- とは
「演読」というlupis独自の
オリジナル表現・作品にて
舞台活動をしているグループ
です。

演読の他、朗読やちぎり絵、
切り絵、絵画等の芸術的な
ものとのコラボも図りつつ、
幅広い表現活動を手がけて
いこうと試みております。

作品の傾向としては、
「優しさ」「安らぎ」「和み」
と、心温まるものをテーマと
しており、演じ手とお客様と
の間で生み出される   
『優しい心・空間創り』
を理想として取り組んでおり
ます。

どうぞよろしくお願いします。oO

HPはこちら
https://lupiswork.wixsite.com/lupis