2018年12月20日

U-Chain公演稽古

あきです。

優ちゃん、みきちゃんがお話している通り、lupisでは
来月のU-Chain公演の準備に向けてまい進中!!

まだ「パラダイス」の振りつけが全部終わっていないので
まずは重点的にそこに全力を注がないとね。

「パラダイス」。

この話は、lupisの初期の作品。
だから、みわさんも、みきちゃんも、優ちゃんも、
3人ともみんな、1回は演じたことがある。

今回またこの話を演ることになって、改めて話の内容や
演出を見直しているうちに、初期の頃に執筆していた時の
「作家」としての気持ちを思い出してた。

「あまり難しい言葉を使わないで書くこと」

「観る人、聴く人が、文字でなく、演じている『音』で感じて
もらえるような言葉の流れで書くこと」

簡単な言葉を使う分、演じるにあたって、その表現力は
より多くのことを要求される。

だからこそ、作家と演者の二人三脚での作品を作りたい、
って思いながら書き始めたんだった。
あ、違うか。
作家と、演者と、演出。
この三つの力で作る、三人四脚、かな(笑)


過去に演じた作品をもう一回作り直すのは、どうしても
前の表現に引きずられることが多いし、解釈に対しても
盲目的になっていることが多くて本当に大変だけど、
みきちゃんと作品の『芯』を探しながら、今だから演じられる
「パラダイス」を見せられたらいいなって思う。

最初の頃から演者たちもぐんっ!、と成長して、
作家・演出である私の視点以上の『こと』に気づいてくれる
ことも多いから、演じる方向や選択も広がって、どう演じれば
伝えたいことを感じてもらえるかを探すのが難しくなってる。
過去に演ったから、簡単になってるなんてとんでもない。
過去に演じたからこそ、いろんな反省や、もっと深い部分を
見直したくて、さらに難易度が上がってるんだよね。
時に稽古疲れして心身ともにぐったりすることも多々ある
けど、でも。

良いものをつくりたい。
良い作品として、お客様に聴き入ってもらいたい。

その思いだけで、また今日も台本を手にとる。
きっと表現に携わっている人たちはみんなそうだよね。。。

だから、どれだけ課題が大きくても、今できることを
一つ一つやる。
それだけ。

メンバーの真面目な姿勢に支えられながら、
良い作品を目指して頑張ろう。


来年、1月26日。
どうぞ、皆様、私たちの作品に会いにいらしてくださいね



U_Chain_Leaf_front_Final











U_Chain_Leaf_reverse_Final













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lupiswork2 at 16:08│Comments(2)mixiチェック あきの部屋 | 公演準備&お稽古模様

この記事へのコメント

1. Posted by どんぽのばぶ   2018年12月21日 19:35
読み応えのある記事でした。
製作する側の思いの丈がビンビン響いてきました。
こんどの公演は私の朗読会とドンピシャで日程が重なってしまっていてうかがえません。とても残念です。
上演、燃焼しきってください。
応援しています。
2. Posted by lupis あき   2018年12月25日 18:22
ばぶさん、こんにちは(^^♪
ブログのほうにまでコメント頂ける
なんて思ってもみなかったので、素直に
嬉しいです!!
私もいつもばぶさんの朗読会と予定が
重なることが多くて、まだ一度も
伺えていないのが残念ですので、来年は
ぜひとも! と思っています(^^)
ばぶさんの応援を胸に、完全燃焼したいと
思います。
ありがとうございます☆

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lupis -るぴす- とは
「演読」というlupis独自の
オリジナル表現・作品にて
舞台活動をしているグループ
です。

演読の他、朗読やちぎり絵、
切り絵、絵画等の芸術的な
ものとのコラボも図りつつ、
幅広い表現活動を手がけて
いこうと試みております。

作品の傾向としては、
「優しさ」「安らぎ」「和み」
と、心温まるものをテーマと
しており、演じ手とお客様と
の間で生み出される   
『優しい心・空間創り』
を理想として取り組んでおり
ます。

どうぞよろしくお願いします。oO

HPはこちら
https://lupiswork.wixsite.com/lupis