2013年01月17日
詩 「空を見た。」
阪神大震災から18年。
18年前、それは私がまだ関西にいた頃。。。
以来、毎年この日は忘れられない日となりました。
今年もまた祈りをこめて・・・
「空を見た。」
18年前、それは私がまだ関西にいた頃。。。
以来、毎年この日は忘れられない日となりました。
今年もまた祈りをこめて・・・
「空を見た。」
空を見た。
真っ白く覆った雲が、あの日の空に似ている、
そう、感じる朝だった。
凍える空気に胸すくみ、落ちる雨見て思い出す涙・・。
共に在りたいと、声なき声で求め叫んだ空への願い・・。
取り残された色なき世界に響いた静寂のなかの雨音・・。
空を見た。
真っ白く包む雲色が、あの日の景色を浮かばせて、
思い、はせる朝だった。
涙の数をひとつひとつ抱きしめて、
溢れる想いを強く繋いで生きていこう。
そう心に空に誓ってどのくらい?
いま、違う場所から眺める空に、時の流れをみるけれど、
そこに在った大切な時間へ、
確かな時間へ、
静かに瞳をむけ、閉じる。
忘れないよ。
これまでも、これからも。
そうしてもう一度、
空を、見た。
※「lupisの言葉」にある作品は、lupisにとって大切な作品ですので、
無断で複写・使用することはお控えくださいね。
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