lupis -るぴす-　演読＆朗読～音と心と想像と～

さてさて、読み合せ稽古の後はいよいよ全員で一つの作品を発表する「本番」タイム

私は、演出から音響と照明係に早変わり。
即興とはいえ、短時間で台本を解釈し、読み慣れようと頑張ってくださる参加者の方々が演じてくださる「本番」です。
私も少しでも「良いもの」に仕上げるべく、下準備、頑張りました

「ノンストップで通しますね」

自分でそう言葉にしたとたん、なぜかドキドキ緊張が（苦笑）
幕から幕への登場人物の入れ替わりの時間を考えて、予想していた上演時間は１時間３０分。

“スムーズに流れるかな・・・”
“この朗読セッション、どんな風に感じてもらえるだろう・・・楽しんでもらえるかな・・・”

ドキドキの中、本番がスタートです

つづく。


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さて、イベントのお話のつづきです。

即興とはいっても、「朗読」なので、軽く読み稽古は必要です。
まずは各幕ごとに分かれての読み合わせ稽古。

皆さんには配役ごとに台本を作ったので、担当する幕以外の内容は全く分からない状態です。
全員に台本丸々お渡しするよりは、「参加者」でありながら、「観客」としても楽しめるよう、担当部分のみの台本作りをしました。
（この台本作り、実は印刷ページが役によってズレるので、意外と面倒、というか、混乱した～）

それでも一幕ごとでも話を楽しめるようには書いたので、自分の担当シーンがどのように他のシーンと繋がるのか、想像や推理をも楽しみながらお稽古してもらえたら、より楽しいかなあと思っての台本作りでした。

そして、それぞれが読み合せてもらっている間に、私は一幕一幕、順番に簡単な舞台説明をしていました
皆さん、思ったより読み慣れるのが早くて、私のほうが演出時間が足らなく感じてしまうくらい（苦笑）
「あっ！　そんな良い感じで表現してもらえるのなら、もっとじっくり演出したいなあ！！」
と、思わされる時が多くて大変でした

参加者の方々は、お互い顔見知りの方もいらっしゃれば、初めましての方もいらっしゃいます。
初対面の方同士、打ち解けあうのに時間がかかるかな・・と心配もありましたが、びっくり。
台本を挟んでとても一生懸命に読み合せしたり、打ち合わせしたり・・・そんな雰囲気がすごく新鮮で、あちこち説明に回りながらも、楽しい気持ちが膨らんでいました。

「これはホントに、稽古後の発表時間が楽しみだ～」


つづく。


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12月14日、ｌｕｐｉｓ初めてのイベントをしました。
クリスマスイベント

ずっと前から、やってみたい企画だったんです
それは、音楽（楽器）が集って即興でセッションして楽しんだりするように、朗読者同士でも初めての者同士が集って即興でセッションできるようなイベントはできないかな・・・と。
もちろん、「即興」で作るものだから、お客様へ見せられる舞台ではないけど、ただ純粋に、表現者同士、「朗読する」・「演じる」ことを楽しみ合う時間をもってみたいな・・・って。

それで、思い切って、そのイベントを実行するために、イベント用の台本を書き下ろすことにしたんです
お芝居のように幕構成で書いて、全員でひとつの作品を楽しめるように各幕がそれぞれ繋がっているようなお話にしました。

参加者は、「初イベント」ということもあって、まずは私が個人的にお声かけした方々です
お誘いする時に、このイベントの詳細を説明したものの、こういう内容の取り組み自体が初めてということもあり、皆さん、内容を把握したうえで参加いただいたわけではなかったようです（苦笑）
「ただ、なんか面白そうだから参加してみた」って。
そ、そんな・・・内容不明のイベントによく参加してくれたものだわ・・・・と、もう大感謝の中、イベント開催が決定したのでした。

「即興」なので、台本も配役も当日発表です
参加表明いただいた方々を思い浮かべながら配役したものの、実際、どんな作品になるか、期待いっぱいの中で、まずは読み合わせの稽古が始まりました

つづく。


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